転居に伴う片付け・生前整理

大阪市内の市営住宅にお住いの女性が体調を崩され、病院に入院されていましたが、自宅での生活が困難になり老人ホーム(介護施設)に入居されるとのことで、女性のお兄様から転居に伴う片づけ・生前整理のご依頼を受けました。

 

ご依頼くださったお兄様は遠方に住んでおられ、またお兄様自身も高齢のため、片付け作業をすることが困難とのことで、「部屋の鍵を渡しておくので、明け渡し日までに片づけ作業を完了ておいてほしい」とのことでした。

 

大阪市営の団地住居は、部屋の返却にあたり原状回復(すべての家財を撤去して、住む前の元の状態に元戻す)が条件のため、そのような対応もしてほしいとのことでした。

(※市営や府営の公営住宅などは原状回復の義務が定められています。)

元の状態と言っても長年住んでしいて汚れてしまった壁紙やフローリング・畳などを新品に戻す必要はありません。通常使用の経年劣化や、元から据え付けられていた棚などは残しておいても大丈夫です。ご自身で備え付けた棚・画鋲・ネジの類なども撤去しなくてはなりません。今回はエアコン・風呂釜・網戸・照明機器などの撤去なども含まれていました。

 

部屋の明け渡し日当日、大阪市の住宅供給の担当者様が来られ、部屋のチェックをされましたが、問題もなく無事作業完了となりました。